前回は、目標を達成するために使える資源を確認することを見た。
今回は、資源を獲得できる条件をお伝えする。
さて、資源とは、ビジネスで言う元手であり、リソースとした。
リソースは、大雑把にいって、人、物、金、情報である。
会社が事業を起こすも、個人で夢が叶うにも、リソースは同じだろう。
では、夢が叶うために必須のリソースを獲得できる条件とは何だろうか。
物や金、情報を揃えるには人の協力は不可欠だろう。
「いや、自分は他人の力を借りないよ」と思われるだろうか。
他人の力を借りずに何かを成し遂げると言うのはどうだろうか。
確かに、その可能性はそれなりあるかもしれない。
だが、現実にはその不可能だろう。
まず、そう申し上げる背景を考えてみよう。
人間の活動はレビ・ストロースが言うように3つにまとまる。
言葉の交換、財貨の交換、親族制度である。
言葉の交換は「おはよう」の挨拶から情報の交換まで多彩。
財貨の交換は、早い話が経済活動つまりビジネスとして相違ない。
では、親族制度とは何んだろうか。
人間において親族制度は次のように維持されている。
男は、性的な忌避からも、自分の家族以外から妻を迎える。
自分の家族に娘ができたら、他の家族の男に娘を嫁がせる。
嫁ぐ方も、迎え入れる方も、卑近な言い方をすれば婚活をする。
婚活では異性という他人に対して自分をアピールする。
そして、財貨や言葉の交換までみると分かることがある。
それは、つねに他人との間で行われる。
そう、決して1人で行うことを、交換とは言わない。
つまり、人が人である限り、他人の存在は必要不可欠だ。
人が何かを成し遂げるには、自分だけではほとんど何もできない。
話しが迂回したが、人が人として何かをなし得るには他人の力が必要だ。
こうして、リソースを獲得できる条件とは何かが見えてくる。
自分が望むものが手に入る関係をどれだけ他人と上手く構築できるかだ。
リソースとは人、物、金、情報だったから、
その関係を構築する事が、リソースを獲得する条件でもある。
では、その関係を構築するにはどうすれば良いのかに興味が移る。
その回答をNLPはラポールとして提示する。
もちろん、ラポールを言うのは心理技法全般においてだ。
ラポールは、ご案内のとおり信頼関係や安心のある繋がりのことだ。
人に耳を傾けさせ、胸を開き、腹を割って話すことに人を誘う。
そして、お互いの間に現在の状態から望ましい状態への移行をもたらす。
その移行とは、つまり人が行う3つの活動を成就させることでもある。
婚活が、ビジネスが、コミュニケーションが上手く行くことである。
まとめると、ラポールが人を人として活動たらしめている。
とすると、夢が叶うために不可欠な資源を手に入れるには何が必要か。
ここまでの筋でお分かりの通り、ラポールが不可欠とできる。
では、ラポールを構築するにはさらにどうするか。
それについては、次回に述べてみたい。
記:NLPトレーナー 近藤哲生
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