新政権は毎日を変えるだろうか

衆院選が終わった。

 

ご案内のように地殻変動的な結果だ。

この結果に多いに期待される声も聞こえてくる。

 

それは、ご自分が投票した結果なら、なおさらのことだ。

これからこの国が選挙結果を反映したものになることを期待する。

 

 


さてここで考えたいことがある。

今回の衆院選は何を変えてくれるのだろうか。

 

確かに投票した一国民として変わることを多いに期待する。

だが、水をかけるようなことを言うが、期待は裏切られるかもしれない。

そうでないかもしれないが、期待が大きくなった分だけ失望も大きいだろう。

 

理由は簡単である。

期待は失望に変わるのが常。

それが現実である場合が多いからだ。

 

期待には待ちの姿勢がないだろうか。

もちろん国会に誰もが行けるわけではない。

投票した先生方しか行けないから、待ちの姿勢になるのが現実だ。

 

そうでなければ、期待とは決して言わない。

期待は「将来その事態が実現すればいいと、当てにして待ち設けること」だ。

 

当てにして待ち設けるとどうだろうか。

大体の場合、期待したたことはやってこないだろう。

 

当てにされた方は、当てにされたことを知るよしが余りないからだ。

知っていたとしても、当てにする当の本人ではないから全ては満たせない。

よしんば、完全に知る機会があったとしても、イチイチそれに答えられない。

 

自分が当てにされる立場になって考えると、何となく分かってくることだろう。

だって、期待する人の数は多いが、それに応える人は少数だからだ。

 

だから、今回の衆院選に何かを期待するなら大方は失望に変わるだろう。

その理由は、同語反復するなら、期待だからである。

 

 

では、何が、あるいは誰が、今の職場や家庭を変えるかを考えてみよう。

 

ズバリ、申し上げると、それはこれまで文章を読まれた方である。

そう、あなた自身であり、ここまで筆を進めた私である。

 

「当たり前のことを言うな」とお怒りであろうか。

しかしながら、それは真実ではなかろうか。

 

誰もあなたの、そして私の人生を変えてはくれない。

ただし、変わるきっかけを新政権は作るだろう。

だが、変えるのは、あなたであり私である。

 

もちろん、政治が変わることは心から多いに希求したい。

しかし、人が簡単に変わらないように、政治も簡単には変わらない。

理由は、政治は人が成すものであって、選挙結果が成すものでないからだ。

 

選挙結果がいかなるものであっても、既得権益はしぶとく現存する。

あるいは利益の再配分は以前として生きながらえると予想する。

急変したら多いに困る方々いらっしゃるからだ。

 

もちろんそれが変わることは希望する。

こればかりは自らの力が及ぶところではないから多いに期待する。

 

だから、その部分が変わると期待をして自分の生活が変わるとは思わない。

そうではなく、自分の生活を、人生をどうやって変えるかだ。

 

今のところの回答は、変えられることを変えることだ。

自分が必ずできることをやると決めてやる。

NLPが教えるように、目標、観察、柔軟性を実践することだ。

 


そうすることで薄紙を剥がすように毎日を変えられるだろう。

その変わりようならば現状維持を欺せるからだ。

それが最善策だと申し上げたい。

 

逆に、大きな自己変革には、恒常性維持つまり現状維持を目的に制止が働く。

いわゆる、それがホメオスタシスと呼称される生物学的な働きだ。

 

これがあるから、明日の自分は今の自分だと思える。

そうでなかったら明日が不安で仕方ない。

決して眠りは安らかではない。

 

そして、明日も変わらない確信があるからこそ眠りも安らかだ。

つまり、我々は凡庸にして、変わらないことを確信するから安心もする。

 

もしかしたら、新政権に期待することはそこだったのかもしれない。

この地殻変動的なご時世に凡庸なことを申し上げたようだ。

 

 

ここまでをご理解をいただけるだろうか。

何だ期待しているのかとお疑いだろう。

 

そう、お見込みのとおりに期待をしている。

済まない。

 

だが、この地殻変動的なご時世だからこそ冷静に考えてみたい。

 

勝利した政権はあなたの職場や家庭を変えるかもしれない。

だた、それはあなたの職場や家庭の主人公ではない。

 

主人公はあなた以外にあり得ないからだ。

そうではないだろうか。

 

ところで、あなたが自分に示している人生のマニフェストは何だろうか。

もしあるとしたら、あなたは自分自身に何を確約したいだろうか。

 

もしないなら、今からでもそうしも決して遅くはない。

そのことが人生の目標であり、望ましい状態だ。

それがないとNLPの3原則は、夢が叶う方法は働かない。

 

また、期待できる相手がいるとしたら、それは自分ではないだろうか。

もちろん自分も時として自分を裏切ることはなる。

 

それでも新政権に期待するよりか、期待の現実性は高いだろう。

 

また、期待してしまった。

本当に済まない。

記:NLPトレーナー 近藤哲生

 

 

お知らせです。

近藤哲生事務局の西島千穂です。

9月のマインドマップ基礎講座に近藤が登壇します。

http://www.kondotetsuo.com/mindmap/seminar/MindMap_Basic/index.html

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このページは、personalnlp.comが2009年8月31日 13:00に書いたブログ記事です。

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